一塁手蹴り上げ事件。誰が悪いのか？

　話題になっている騒動の最大の犯人は、高校生までをも飯のタネにしているマスコミである事は言うまでもないでしょう。

　彼らは他人を活かし、殺すことで飯を喰っているのですから。

　だから、こういう連中が絡んでいる世界で生き抜き、名を上げたいと思うなら、高校生であっても、かなりのリスクがある事を覚悟しておかなければならないでしょう。

　高校野球に限らず、テレビ中継される高校スポーツは、それに多くの大人がぶら下っているという事を理解しておかなければなりません。

　高校生に親やPTA、監督・コーチ、OB、学校がぶら下り、地域、都道府県、マスコミがぶら下っているのです。勿論、多くの金が動きます。

　その為、道化師とされた高校生が損得勘定抜き、フェアプレィの精神でプレィに専念できるはずがありません。

　それが、今回の騒動の最大の原因なのです。

　テレビ中継される事により、高校生を支えるはずの大人が逆に彼らにぶら下るという逆転現象が起こっているのです。

　学業と人格を形成する以前に、大人の事情に巻き込まれた生徒に何の罪があるというのでしょうか？

　ゆえに、高校生以下のスポーツ大会はテレビ放送を禁止するという法律を作るべきでしょう。