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高校野球のテレビ中継は禁止すべきです。

 一塁手の足をわざと蹴る?

 そんな事をする高校生が本当にいるのか?しかも、甲子園で?

 疑問に思いながらもヨーツベで動画を観てみた。

「あ!確かに、故意に蹴っている!」・・・と私も判断せざるを得ないプレィが行われていました。

 数年前には、わざとファールで粘り倒して相手投手の気力体力を殺ぐなどという行為を行う選手もいました。

 勿論、共にルール違反です。

 それ程までして勝ちたがるのは、周りの大人が彼らをスター扱いするからではないでしょうか?

 外国では高校生以下のスポーツ大会をテレビ中継してはいけないとしている国も多いようです。

 勿論、個人で成人の部の試合に出る場合は話は別です。水泳、体操、卓球などが良い例でしょう。

 後、将棋の中学生もテレビに映りスター扱いされても何の問題もありません。

 問題なのは、高校生同士の試合を野球だのバレーだのラグビーだの、大人の事情でテレビ中継をし、更に毎年、誰かをスター選手に祭り上げようとしていることです。

 スターになりたい!・・・だから、活躍したい!・・・しかし、上手く行かない。・・・これくらいのプレィは許される。誰にも見つからないだろう。などと考え、実際に行ってしまうのだと思います。

 人格がまだ完全に確立していない中、周りがスター扱いするから、こんな事をする選手が生まれてくるのではないでしょうか?

 学生の本文は勉強。

 何のために?・・・素晴らしい人格を形成する為にです。国語、算数、理科、社会、英語だけが勉強だと言っているのではない。料理、裁縫をはじめとするところの家庭科。図画、工作などの技術。美術。体育。音楽。・・・それらは全て人格を形成するために必要な学問なのです。小中高大と進むにつれ、難しくなってゆき、専門的になってゆきますが、将来、専門家となるのに必要な学問なのです。子供たちは、自分の将来に向かって、志望校や学部を選ぶのです。

 その、さなかの高校生が、他の高校生よりも少し優れている程度で、マスコミはスター扱いします。

視聴率を稼ぐためのネタ作りです。

 一方、高校生たちは注目してもらえるよう正々堂々と戦おう!と、たいていは思うのでしょうが、まだ人格形成されていない内から、他の選手との戦いにもまれ、知らず知らずのうちにヒールに陥ってしまう生徒が生まれるのです。

 しかし、彼らに罪はありません。

 悪い子供は一人もいない!周りの大人が悪くしているのです。

 高校生をフルボッコする前に、考えるべきことがたくさんあると気付くべきでしょう。

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