一文作家になろう 7
小説とは何なのか? 1
箸休めではないのですが、ここらで、そもそも小説とは何なのかを考えてみませんか?
「面白い小説を書きたい」と、たいていの作家が言います。言わないまでも、思っているはずです。
さて?面白い小説とは何でしょう?
いや、小説とは何なのでしょうか?
その前に、文章とは何なのでしょうか?
私の頭が悪すぎるせいなのか?辞書を引いても意味不明。埒が明きません。
その為、文章とは情報伝達の単なる一手段であると、勝手に思っています。
そして、小説とは二十四節季の一つで、太陽の黄経が240度に達する時・・・ちゃうちゃう!それは小雪だった。
大変失礼いたしました。小説は、その次の次でした。
小説とは・・・????書いてある文章の意味が判らない。(私が)完全撃破です。
やはり辞書では判りません。ただ、文学の一形式という事だけが判りました。
ネットで調べても同じ。君主がどうのこうの・・・結局、こちらでも文学の形式の一つである。という事しか判かりませんでした。
たくさん解説してくれているのですが、難しい漢字が多く、意味が判らないうえ、余計に混乱してしまいます。
そんな中、最も正しいであろうと思ったのは、作者が「これは小説です!」と言えば、小説とされるであろうという意見です。
確かに自由形式というのが前提にあるので、ある程度以上の長さがある文章であれば、意味が判ろうが判ろうまいが、作者が小説だと言えば、小説となるのです。
「これはシュールな小説です。意味が判らないのは読解力がないからです!」と作者が言い切れば、読者は「こんなの、小説ではない!」と反論してはいけないのです。
行間に凄い意味が隠されているかもしれないからです。
例えそれが作者以外誰一人読み解けなかったとしても、それはそれでいいのです。
ただ、面白いと感じるか否か?・・・こちらは読者次第です。読者とカラスの勝手です。面白くないと思った作家の作品は二度と読まないと、心に決めれば良いだけの話なのです。
つまり、何をどのように書くかは作家の自由なのです。
そして、何を面白いと感じるかは、読者の勝手でもあります。
であるなら、
多くの人が、興味ある話を、共感してもらえるよう判りやすく表現する。
が、面白い小説の基本となるのではないでしょうか?
少なくとも私は、それを意識しながら文字を並べるようにしています。
小説とは何なのか? 2に続く